数か月前よりお問い合わせいただきましたデリカD:5、コーティングは完全2層式の「SPGコート」です。
下地処理は研磨無しのLEVEL0をご選択いただきました。
LEVEL0は磨きを入れないコースとなりますが、塗装面が良いお車に限ります。目安として納車後2週間以内、走行100㎞以内ですが、最終判断は入庫後の洗浄で決めます。
これは、日中どうしても見えない線傷やバフ傷、洗浄して判る異様な撥水状態が判明するからです。
お客様の希望が磨きなしであっても、そのままコーティングする事は信義に反しますので、必ずご相談させて頂きます。
研磨無しのLEVELとは言え、コーティング施行にあたり洗浄は4回行います。
その洗浄は全てに意味のある事であります。
仕上げに完全2層式ガラスコーティング「SPG Cort 」、お客様の希望で撥水タイプの「Type-H」を施工させて頂きましたので洗車しやすく更に潤いのある仕上りとなっております。
多層コーティングはベースにガラス、トップコートにポリマー又は信じられない事にWAXを使用されるケースがあります。それはそれで意味のある事ではありますが、何のためのコーティングなのかが見え無くなってしまう事があります。
本来ならば汚れの付きにくいガラスコーティングですが、油分やポリマー系をトップコートに使う事によって、静電気の発生や油分は油分を呼び寄せる事で汚れが多くなる傾向になります。
WAXの場合は親油性、つまり油汚れを引き寄せます。ガラスコーティングは基本的には有機汚れを防ぐ効果がありますが、そちらに有機汚れを引き寄せるWAXの使用は本末転倒です。
では、なぜWAXなのか?
硬化するのに時間がかかるために初期硬化不良の可能性が強い
遠赤外線ヒーターが無い為、硬化できないのでスケールの固着が目立つ
温度が低い状況での施工
湿度が高い状況での施工
そもそも北海道の気候に合っていない
と考えられます。
90年代はワックスの流行った時期ですのでご存じの方も多いかと思いますが、油分のため光沢が良く傷の隠ぺい効果もあります。
しかしワックス掛けの翌日ホコリまみれやちょっと走っただけでの汚れ方は親油性ならではです。
そこでガラスコーティングが主流になりました。
メリット・デメリットはありますが主な事は耐久性と有機系の汚れを引き付けない事と思います。
SPGコートはベースに硬質なガラス被膜、TOPコートには柔軟性を持つガラス被膜を施工しますが1+1=2のただ単に2回塗るだけではありません。
ベースの液剤は塗装のに浸潤し、がっちり食い込む事とTOPコートを科学的反応により定着させるバインダーとしての役割です。
1+1=3になる様それぞれに意味と目的があります。
洗車セットを使って頂きますと良い状態が長続きしますので是非ご活用ください。
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