お客様より相談を受け、屋外でもハッキリとわかる外装の痛み。
202ブラックという事もあり年数も考えると当然と思えますが違和感がありました。
実際に入庫して確信へと。それがトップ画像です。
全体がミガキ傷だらけです。
陥没クレーターは仕方が無いとしてルーフ中央、フロントガラス側
明らかなコーティングの拭き残し
研磨の際は力率のある照明下で塗装面を捉えているか否かですが、機材、液剤にも札幌市において研究した材料と理論でしっかりと仕上げます。
磨くと言う事は見える環境でなければ腕が良くても難しいのです。
しかし紹介させて頂きました画像の様に、見える見えないや環境云々よりも、そもそも技術的にどうなのか?と考えされられてしまいます。
コーティングは低撥水タイプのスタンダードのベストセラー「PCX-V110」へトップコートを追加した2層式【アドバンスドコーティング】になります。
お客様の環境、使用状況を考慮しまして低撥水タイプを選択
この2層式は、当店では完全2層式と通常の2層式がありますが、完全と通常の違いはトップコートが硬化するかしないかです。
完全2層式はベース、トップ何れも性質の違うガラスコーティングですが、アドバンスドガラスコーティングのトップは専用のトップコートではありますが硬化はしません。
硬化しないから悪いではなく、必要とする目的があるか否かが大切です。
[post id="31587" style="thumbnail"]
このトップコートは様々な物を使われている事が多く、ガラスコーティングの場合は性質に合うものが求められます。
単なる塗れば2層程度の考え方(1+1=2方式)でWAXを使用されるケースもありますが、ガラスコーティングとWAXでは似て非なる性質です。もっともWAXをトップコートに使う場合はベースコート自体が信頼性に欠けるものと判断しても良いかも知れません。
本来ならば汚れの付きにくいガラスコーティングですが、油分をトップコートに使う事によって、静電気の発生や油分は油分を呼び寄せる事(親油性)で汚れが多くなる傾向になります。
ちなみにワックスはヘッドライトへ塗布しますと痛みが促進されます。
これは洗車機でのWAX洗車も同じ理由です。
しかし塗装面も紫外線での痛みが促進されますので、簡単に艶が出るからと言って屋外駐車の方や長期で所持されるお車には使われない方が賢明と思います。
コーティングの無い時代を過ごしたからこそ、性質の大切さを体験しているのでこの様に思うのです。
[post id="31587" style="thumbnail"]
では、なぜWAXなのか?
硬化するのに時間がかかるために初期硬化不良の可能性が強い
遠赤外線ヒーターが無い為、硬化できないのでスケールの固着が目立つ
温度が低い状況での施工
湿度が高い状況での施工
そもそも北海道の気候に合っていない
と考えられます。
洗車セットを使って頂きますと良い状態が長続きしますので是非ご活用ください。
札幌市豊平区よりアドバンスドガラスコーティング2層式撥水性低撥水のご利用ありがとうございました。
宜しければ評価を頂けますと嬉しいです。
詳しくは本家サイトをご覧ください。
励みになりますのでポチッとして頂ければ嬉しいです。
--------------------------------------------------------
www.ins
https://www.instagram.com/cbp_spd/
ホームページ→ https://pro-sapporo.com/
フェイスブック→ https://www.facebook.com/pro.sapporo/
ツイッター→ https://twitter.com/pro_sapporo
エキテン→ https://www.ekiten.jp/shop_33154249/