一旦リセットでご入庫されたレクサス・LX570。
冬季ですので塩カルの汚れが大量で白くなっている状態での入庫です。
状況合う洗浄剤をセレクトする事で余計な時間を掛けて塗装面を傷めるような無粋な真似は致しません。
お車は当店の特殊照明下で見えるくらいのヘアラインスクラッチですので、屋外や一般的なコーティング店の照明では傷は見えないと思います。
この見える見えないが非常に大切で、見えるものは適正な回転・圧力・機材・液剤で速やかかつ適量の作業を行うことが出来ますが、見えない場合は何となく機械を掛けているだけですので過研磨の可能性もあります。
しっかりした照明下で作業しているか?
外気が入り込む環境で作業を行っていないか?
お客様の眼力もコーティングには必要な時代になってきました。
特に大型中古車販売店、新車でも外車ディーラーの場合は業者がピンからキリまでありますので注意が必要です。
重整備と同じ環境での研磨
出入りが頻繁なピット
シャッター開けっ放し、またはビニールカーテン使用で外光の差し込む環境及びブース温度を16度以上保てない環境
コーティングに無知
しっかりと理論を学ぶことにより信じられない施工現場を目撃します。
今回の下地処理研磨はライトポリッシュとしました。
ライトポリッシュ=軽研磨ですが集客目的の安価なコーティングや軽研磨等の名称とは意味が違います。
研磨とはしっかりした理論と技術、環境が整ってなければなりません。
例えば屋外で磨く、蛍光灯下で磨く。
磨けない事は無いですが、しっかりと塗装面を捉えることが出来なく、軽い研磨の名称でも深く研磨しすぎたり、または見えないので当店の軽い磨きにすらレベルが達しない事があります。
軽い研磨で取れるほどレクサスのセルフリストアリングコートは甘くないです。
当店の場合はミドルポリッシュもハードポリッシュもライトポリッシュと工程はほぼ同じです。何が違うかそれは時間です。
判りやすく言いますと復元鏡面研磨と言う言葉があると思いますが、当店ではそれ以上の工程を行います。がメニューにより時間が変わります。
今回のLXはライトポリッシュの時間でも鏡面化したと判断して頂いても良いかと思います。工程は同じですので。
中には埋めるタイプのコンパウンドを使い、埋めるタイプのコーティングを行うケースも見受けられますのでご注意くださいね。
また国産車と欧州車では使用液剤も変わりますし、何よりお車のコンディションは千差万別。
単純に磨くではなく、どの様な機材液剤を使い、どの様な圧力、回転、時間全てを考えて作業を行うかが非常に大切です。
下地処理を行い塗装面をを平滑化することで映り込み・発色を良く加工し、濡れたような艶、耐薬品性に優れたPRO PCX-V110(低撥水)にトップコートを1層追加したアドバンスドコーティングを施工させて頂きました。
今回のアドバンスドコーティングはベースは低撥水、トップは撥水と機能性能が違いますが狙いは冬期間の犠牲被膜と雪下ろしを考えてです。
ベースのPCX-V110は低撥水ではありますが撥水性低撥水、洗車時の拭き上げが比較的簡単・スタンダードの中では硬い・塩カルなどの耐薬品性・濡れたような艶が特徴です。
洗車セットを使われますと良い状態が長続きしますので、ご活用いただければ幸いです。
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